iPod G5用ムービー

ここ数日新しいiPodで見れるムービーの事が気になっています。
iTunes Music Storeで売られている音楽ビデオを見るのが、本来の目的なんでしょうけど、自分で作ったムービーファイルも見る事ができるという事で、とても気になっていました。
SonyのPSPでもそういう事ができるのですが、あちらは携帯するには大きいんですよね。
携帯用のゲーム機であって、音楽を聴くためだけの機械じゃないので仕方ないとは思いますけど・・・。
ムービーの再生についてですけど、PSPに比べてiPodは画面が小さいし発色数も少ないので劣っているように感じます。
でも実際にはそんなに劣っているようには思えず、携帯して見る機械として考えたら満足できるものでした。
いまの不満はバッテリーが長くもたない事でしょうか・・・。
公表されているとおりの時間くらいしかもちません。
外で長時間視聴する場合には外部バッテリーが必要だと思います。
それで、オリジナルのムービーの作り方なんですが、正式なものはQuickTime Playerをプロ版にして、書き出しでiPod用の設定を選ぶというものです。
細かい設定もなく、簡単といえば簡単なんですが、変換に時間がかかるのが不満でした。
作成されるファイルは、MPEG-4の新しいバージョン（と書いた方がわかりやすい）のH.264/AVCというコーデック（仕様）を使ったものなんです。
小さいファイルサイズで綺麗なムービーを再生できるようになっているそうです。
そのぶん、作るにも再生させるにも機械の演算能力（パワー）をつかうようで、変換に時間がかかりますし、能力が足りない機械では再生に間に合わずコマ送りみたいになってしまいます。
（PSPやiPodは、ちゃんと画面サイズにあわせたムービーならコマ送りにならないだけの能力はもっています）

前文が長くなりましたが、QuickTimeを使わなくてもiPodで再生できるムービーを作れるソフトがいろいろ見つかりました。
H.264/AVCではなく、古いバージョンのMPEG-4のムービーなら、PSP用のムービーでも再生できるので、ImageConverter2（Plusも）や、それと同様のムービーを作れるソフトが使えます。
ffmpegやMEncoderといったもので作ったMPEG-4ムービーも再生できるようです。
問題なのはH.264/AVCのMPEG-4ファイルで、今まではQuickTimeを使わないと駄目だったのです。
それがHandBrakeというソフトをiPod用に改良したものが配られていて、それで作ればiPodでH.264/AVCムービーが再生できるのです。
QuickTimeを使うよりも早いし、なかなか良いようです。
嬉しくて独りでうかれています。(^^)

これからも、もっといろいろなソフトが出てくることを期待しています。
（優良なものは嬉しくありませんが・・・）

http://www.geocities.jp/h264ipod/