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やったあ、日本破壊は大成功、ばんざーい

2018年10月22日 08:23

教育の重要性;教育が荒廃すれば、国は滅びます!』

何度でも言いますが、
いまの政権は、「バカ」と「ウンチ」しか言わない幼児が、
そのままで還暦を迎えたようなオッサン首相を、
改憲ナチスの手口に学べ」と公言する

漢字もろくに読めないジイサンが財務相を、何を質問されても、

その質問にまともに答えることが出来ないために、
権力を傘に着て、

「知らぬ、存ぜぬ」「そんなの、カンケーねえ!」

で押し通す悪代官さながらのオッサン官房長官を勤めるなど、
「知性」や「品性」が微塵も感じられない連中で成り立っています。

この連中は、首相を筆頭に、歴史修正主義者であり、
反知性主義者であり、
右翼小児病(=アジア諸国に対して排外主義を掲げながら、
米国には極端に追従する妄信的な極右のこと;作家宮崎学氏の評)です。

この連中は、
「特定秘密保護法」「安保法」「共謀罪」を次々と成立させ、
憲法違反の「集団的自衛権行使」を閣議決定で容認し、
戦前回帰」の道をまっしぐらに進んでいます。

そして、この連中は、「戦前回帰」の決定打として、
憲法改定をしたいようです。
彼らが改定のたたき台にする
自民党の「日本国憲法改正草案」は、表現は柔らかですが、
内容は凄まじい「極悪ファッショ憲法」です。

日本の右傾化が進んでいます。この流れは何としても止めないといけません。

しかし、
「国家の右傾化戦前回帰」に対する国民の危機感は、
はなはだ希薄なようです。
特に、戦争になれば直ぐに戦場に駆り出される
学生さんたちの危機感のなさには唖然としてしまいます。
選挙権年齢が18歳に引き下げられましたが、
相変わらず、彼らの政治意識は低いようです。

SEALDsやTns-SOWLに属する学生さんたちは、「安保法」に明確に反対の意思表示をしましたが、
その一方で、
安保法」はもちろんのこと政治には全く関心を示さない、
それどころか、政治の話題を積極的に避けている学生さんが多くいるようです。

政治から逃げる学生さんには困ったものですが、
彼らの行動はひとえに私たち大人の行動を反映したものだと思います。

昔から日本では、

「長いものには巻かれろ」「郷に入っては郷に従え」といった言い回しがあり、

「見ざる、聞かざる、言わざる」の姿勢を貫いた人たちが出世してきました。

お上の言うことに逆らうな」「お上に任せておけばいいのだ」

などと言う賢しら顔の大人たちが横行し、思考停止状態の人間が溢れました。

その結果、

日本は良くなったでしょうか。

古くは先の大戦での敗北、
そしてそれに伴う国家主権の米国への譲渡戦後の経済偏重主義、
そしてその系譜である拝金主義
伝統文化の否定、そして当然の帰結としての
3S(スポーツセックススクリーン)への耽溺、

これらは皆、私たち日本人が「自分の頭で、ものを考えなかった」結果ではないでしょうか。

政治から逃げる学生さんとその親御さんたちの
思考停止状態」は何処から生まれたのでしょうか。
私は日本の教育に大きな原因があると考えています。

日本の教育レベルの低下、
学生の学力低下が問題視されて20年余りになります。特に、

2000年7月ジャーナリスト斎藤貴男氏に、
「出来ん者は出来んままで結構、
100人中2~3人はいるはずのエリートを伸ばす。
それ以外は実直な精神だけ持っていてくれればいい」

魚屋息子官僚になるようなことがあれば本人にも国民にとっても不幸になる」と語った
三浦朱門氏(元文化庁長官作家)が、
教育課程審議会会長として旗振りをした
ゆとり教育」が2001年に実施されてからは、

学生の学力は目に見えて低下しました。

大学進学塾を経営する私の友人は、
ある日、某有名大学の経済学部から依頼を受け、
新入生の数学の補講(集中講義)に赴いたのですが、最初の授業の時に、
学生に簡単なテスト高校1年レベル)をしたところ、なんと、

分数の計算が出来ない学生が続出したため、天を仰いだそうです。

高校生物化学を履修せずに卒業した学生は、元素記号を知りませんし、
mやμが10のマイナス何乗かも知らないようです。

これは、明らかに「ゆとり教育」の弊害です。
カリキュラムがお粗末だから、仕方がないと言えばそれまでですが、
意欲的に学習しない学生も、積極的に教えない教師も良くないのです。

要するに、学生も教師も、
「こんなもんでええやろ、勉強なんか出来なくても、生きていくのに、支障はないわ」
「“云々”が読めなくても、首相が出来てるじゃん」

と、高をくくっているのです。
まさに両者とも思考停止状態です。

国民愚民化を願う政権とその政権意図を忖度して
愚民化政策を立案した官僚が大笑いしているのが目に浮かびます。

また、学校教育だけではなく、
家庭教育のレベル、

特に躾のレベルが著明に低下しています。

「人の気持ちを思いやらない」
「自分の立場を認識していない」
敬語が使えない」
「挨拶が出来ない」
「謝ることが出来ない」
「注意されるとむくれてしまう」
「ごてていれば、結局は許される、と考えている」
「気に入らないと、すぐに悪態をつく」、

こういう子供たちが増えています。

大学や専門学校では、
教科書を忘れてきても平気な学生、質問されても、
その場で、全く考えることをしないで

「分かりません」

と紋切型の返事をするだけの学生、
私語を注意されるとむくれる学生、
授業開始直後から机に突っ伏して寝る学生、
言葉遣いがなっていない学生、といった困った学生たちがいるようです。

私の知り合いの大学の先生は
「学生の態度があまりに悪いので、チョークを投げつけたことがある」と話されました。
とてもまともに教育が出来る場とは思えません。

これは、家庭で、親が子供をしっかりと躾けていないからです。
もちろん、「子は親の鏡」という言葉があるように、
親自身にも問題がある場合も結構多いようで、
「問題を起こした学生の親を呼んで、面談したところ、
親も子供と同じでしたわ」
という話を大学や専門学校の先生方からよく聞きます。救い難い状況です。

このように現在の日本は

学校教育家庭教育とも崩壊しつつありますが、

この状況は、

日本の政治状況に、ものの見事に反映されています。

つまり、
知識を制限され、批判力を奪われ、豊かな感性をなくし、
モラルが低下し、
善悪の判断が出来なくなった国民が多くなったために、

「自分さえ良ければ、他人のことなど知るものか」
「お金さえ儲かればそれでいいのだ」
教養など何の役にも立たない」

といった風潮が蔓延し、
それをいいことに、

安倍晋三首相はグルメ三昧、外遊三昧ですし、
自公政権やりたい放題に振る舞っています。
大臣たちも不祥事を連発していますが、

お咎めもないので、反省引責辞任はしていません。
このままでは日本は沈没します。

教育は知識を身につけるだけのものではありません。
ゆたかな感性を養い、慈しみの心を育み、
ものごとの善悪を見間違わない判断力や真っ当な批判力を付与します。

教育は大事です。教育が荒廃すれば、国は滅びます。

もちろん素晴らしい教育機関もありますし、優秀な学生さんは沢山います。
しかし、「学びの心」を忘れた国民が多ければ、
国は悪魔為政者の思い通りになり、暗黒社会が到来します。教育は重要です。

日本の教育を見直す時期がきています。

普通に考えて、オカシイと思うことは、堂々とオカシイと言わねばなりません。

そのためには、
いまの腐った教育を見直し、自分の頭で
物事を正面から考える学生を生み出すような教育を打ち立てねばなりません。

(註)この記事は2014年10月19日の記事に加筆したものです。

by 神前内科クリニック

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