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発達障害は高タンパク質とビタミンで回避できる

2017年12月21日 09:13

学習障害(LD)と診断されている6歳の男の子、3ヶ月で劇的改善

H29.9、30代後半の母親が、学習障害(LD)と診断されている6歳の男の子と共に受診された。
男の子は第三子で、上の2人の発達は問題なし。
第一子、第二子の妊娠中貧血は指摘されなかったが、第三子の妊娠中貧血を指摘された。
自分のFBの記事を読み、本を読んで、少し前から高タンパク/低糖質食を開始している。

母親
喉が詰まる、気圧が低いと体調が悪い。
BUN18.0、フェリチン23。
Nowアイアン2~3錠、B50、C、Eを開始。

男の子
学習障害(LD)と診断されている。
言葉の遅れがあり、発語が不明瞭。
手先が不器用で、読み書きが苦手。
不注意(気が散りボーッとしている、よく転倒する)。
疲れやすく体力がない。
体幹が弱く協調運動が苦手。
BUN18.7、フェリチン20。
アドバンストフェロケル2~3錠、B50、ナイアシン、C、Eを開始。

*他県の方で毎月の通院は困難なので、処方薬は使用せずサプリメントのみ使用。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
H29.12再診、
母親
元気になり疲れにくくなった。
BUN26.9↑、フェリチン89↑。
Nowアイアイ継続

男の子
劇的に元気になった。
友人との会話が上手にできるようになりコミュニケーションが良くなった。
体の動きがしっかりして、走れるようになった。
勉強に集中出来るようになり、根気も続くようになった。
漢字テストの点数が大幅に上がった。
BUN26.7↑、フェリチン167↑。
母親が「メガビタミングループ」で勉強し、ナイアシン500mg*2+ナイアシンアミド500mg*2を飲ませていると言う。
現在のフェロケル2~3錠を隔日1錠に減らすよう伝えた。

「メガビタミングループ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
解説;
妊娠出産毎に母親の鉄が枯渇して低フェリチンとなる。
つまり、第一子より第二子、第二子より第三子で低フェリチンとなる。
当然子供も鉄不足となるが、男の子女の子より鉄不足に対する耐性が低いので、低フェリチンでLDやADHDになる。
実際ADHDの男女比は、3~4:1。
当院を受診しているADHD、LDは全員母子共に低フェリチンであり、逆に低フェリチンでないADHD、LDは診たことがない。

母親がしっかり勉強して高タンパク/低糖質食をきっちり行っている。
初診時BUN18、3ヶ月後26、素晴らしいとしか表現出来ない。
ナイアシンをはじめとするメガビタミンも回復を後押ししているはず。
これから3ヶ月後、半年後が楽しみだ。

当院では、この治療によりADHD、LD回復例が多数。
きっちり出来れば全員が回復する。
メガビタミンを併用した方が回復が早い。

by藤川徳美

このデジログへのコメント

  • mina.n 2017年12月21日 09:28

    この母親は素晴らしい。
    勉強しないで、コンビニ弁当やらお菓子を食わせてると、たちまち、悪化!
    そういう親だらけー。

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