安心するも複雑

ふわぽわ母
去年の暮れに骨折をして
なんとか骨はつきつつあるみたい

もっとも
御年８６歳
現役薬剤師（ほんとかぁ～
と
つっこみたくなることしばしば）

周りの従業員さんたちに
お手伝いしてもらいながら
なんとかやってます。

でも
今月のはじめに
市内の県民会館に行くとき
危ないと思って
一緒についていった

その時
乗換駅で
次の電車の行先わからず
目的に地降りても場所わからず
建物内に入っても
どの部屋でやっているかもわからず
ともかく
どうしたらわかるかということには
全く頭を使わなくなっていた

（聞けばいいと
思っているみたい
ほとんど誰にも聞いていなかったけどね）

帰りは
意地はって
電車車で座って休まなかったら
乗換駅で疲れて
自分がどこにいるのかわからなくなった
（認知症って体の不調や、疲れや
感情的なショックで
今どこ？
ってなることが多い）

そんなことがあったのに
昨日
また
出かけた

乗換駅の名前さえ
思えていない
その上・・・
関西一の大きな駅で乗換

行くのをやめなさい
と
いっても
「認知症、認知症っていわないでよ！
場所にどうやっていけるか
練習してみないとわからないでしょ！」
（練習して失敗したら困るので
この時
むりやり自宅住所を言わせた）

・・・・・・

散歩は
認知症の進み具合を緩和する
いいアイテムですが
普段やってないやん

医者に
「歩くように」って
言われても
店の中をうろうろぐらい
（従業員さん談）

同居している
甚六に
「お母さん認知症よ」
っていっても
渋い顔するだけ

ふわぽわに
さんざん
「認知症になっている」
って言われているので
嫌らしい

でもね
認知症の人って
自分が嫌だな～って
思うことは
覚えているのよ

この際
ふわぽわには
嫌なことを言われる
って
インプットしておかないと
いけないと
思っている

散々認知症の症状が出てることを言って
がんこなばぁさんが
他人様にご迷惑をかけないことを
祈って電話をきった
（甚六は在宅なのに
一緒に行ってやるというような
気持ちはさらさらない
ジコチューなやつなので
頼りにはならない）

夜に電話したら
無事に帰ってきていた

かなり迷ったような
疲れた声をしていたので
「大丈夫やったん？」
って聞いたら
「乗換は大丈夫やったけど
大阪駅でずいぶん迷った
それで
しょっちゅうそのあたりの人に聞いた」
（周囲にいた方々
ご迷惑をおかけしました）

まぁ
そばにいれば
頼ってくるので
それで
自立しないので
これでいいかと

でも
繁華街に
よろよろとばあさんが
歩いていたら
「かもねぎ」にされてしまいます

一応
手荷物は持たない
リュックにしろとか
ショルダーを斜めかけにしろ
とか言っても
いうことを聞かない

ひったくりには
あっていないが
お金を鞄から抜き取られたことが
あった

ぜんぜん
学習しない

危ないことを言うと
「そ～やね
そ～やね、わかったそうする」
と言うので
安心してたら
その通りしないし
ふわぽわが言ったことも
忘れている

あかんわ

とはいっても
きつく言ったり
叱ったりすると
認知症が進行する

さてどう扱ったていいものやら

だんだん
幼児還りしている傾向もあるし

そろそろ保護者意識を持たねば・・・・
う～ん
むつかしいっ！

ふわぽわ
脳みその思考停止
こういうことを真剣に考える
タイプぢゃないわぁ～
って
思ったふわぽわなのでした