- 名前
- ぱすかる
- 性別
- ♂
- 年齢
- 73歳
- 住所
- 福島
- 自己紹介
- 中身は40代。 気が弱く臆病だが、ココロは獰猛。
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カップめんは、食ってはならない
2016年12月29日 09:09
仕事場の電話が鳴った。
若い女性読者からの相談だった。
二十六歳。東京から関西に一年半前に嫁いだという。
「なら、赤ちゃんも生まれたでしょう。可愛いでしょ?」
「イイエ、あの…」
と電話日で口ごもる。
「じつは男女のアノ…あれなんですが、
結婚前に一度試したんですが、あまりよくなくって…、
以来、これまで一回もしてないんです」
これには一瞬絶句した。
「友達からは、七十代のカップルみたいだね、って言われてます
と寂しく笑う。
「ダンナさんは、何歳なの?」
「二十九です」
「なら若いじゃないの。それなら性欲精力あって当然でしょう」
「『ヤル気がしない』
って、手も触れてこないんです…」
わたしはため息をついてしまった。
このような若いカップルが増えていると、噂に聞いていたが、
じっさい相談にのるはめになるとは思わなかった。
気になったので聞いてみる。
「ご主人は、どんな食生活をしているの?」
「はい、朝、昼、晩、三食ともカップめんなんです。
『俺からカップめんをとったら何も残らない』って」
なるほど、それでわかった。
こんな貧しい食事を毎日つづけていたら、
性欲どころか生きる気力すらわいてこないだろう。
「あなたは健康なんでしょう?」
と女性に聞いてみる。
「あの…わたしも一年以上、生理がないんです」
暗澹として受話器を置いた。
まさに最悪のクズ食品(ジャンク・フーヅ)に心身ともに蝕まれた
カップルの悲劇…。
愚劣の極み五点の亡国理由
わたしはカップめんを亡国食品と呼ぶ。
その理由は、五点ある。
①環境ホルモン溶出…
熱湯を注ぐため各種環境ホルモンの溶出が確認されている。
これらは、オスをメス化させる。
つまり常食する若者の精子を激減させ、
生殖能力を破壊していく。
少子化に拍車をかけ、日本民族は衰亡していく。
②残留農薬、添加物…
麺の原料、輸入コムギには、防虫などのためポスト・ハーベスト(収穫後農薬)が残留している。
さらに、化学調味料(グルタミン酸ソーダ)をはじめ種々さまざまな食品添加物が乱用されている。
これらは発ガン性とともに神経毒性などが、指摘されているものも多い
隠された化学調味料(グルタミン酸ソーダ)の恐ろしさ
③貧栄養の悲劇…
カップめん自体も栄養バランスは極めて悪い。
とくに、ビタミン、ミネラル、さらに微最栄養索の欠乏は絶望的である。
これに対して、塩分などの過剰摂取などは、
味覚障害、
精子減少、
神経障害さらに
腎臓疾患、
高血圧など、
いわゆる「生活習慣病」の大きなひきがねになる。
④日本の食文化破壊…
カップめんは、日本人の健康を破壊するだけでなく、伝統的な食文化も破壊している。
日本の陶磁器文化は世界最高峰を誇る。
つまり、日本は世界に冠たる食の器の国なのである。
その美しい器に、盛り付けられる和食の伝統は、
日本文化の精華といってよい
それをカップめんは、根底から破壊し尽くした。
どこの家にも丼くらいはあるだろう。
丼や小鉢によそっていただいていた麺類を、
家の中で、発泡スチロール容器で食っても、何の違和感も感じない…。
この狂った感性は恐ろしい。
これぞ大量情報による大衆操作。
CMフアッシズムの極致である。
⑤廃棄カップの山々…
文化破壊だけではない。カップめんは日本の自然環境まで破壊、汚染している。
毎日一個カップめんを食うだけで、
年間に三六五個もの膨大な発泡スチロール容器が捨てられる。
これら石油製品は製造過程でもエネルギーを浪費し、廃棄されても環境を汚染する。ゴミ処理にも多大なコストがかかる。
愛用の一個の陶磁器丼で麺をいただけば、
一生、汚染物質は出さなくて、さらに美的文化的な生活が楽しめるのに・・・。
以上、
大量CMに乗せられて
カップめんを食うことが、いかに愚行であるか、おわかりいただけるはずだ。
by 船瀬俊介
このデジログへのコメント
カップ麺、身体に悪いとわかっていても、たまに食べたくなるんですよね。
調味料の魔力ですね。
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