- 名前
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- -今はテニスばかりやっています。
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イギリスのEU離脱
2016年06月18日 20:02
本当にイギリス離脱で深刻な世界不安が起きるかというと、その可能性は高くないと考えます。
理由は簡単なロジックとして「予め予想されている危機は、実は危機ではない」というものがあります。
リーマンショック、東北地震、阪神大震災、戦前の世界恐慌、プラザ合意、ニクソンショック、どれも予想していなかったから危機に発展しました。
反対にギリシャショックや一連の欧州危機は、何年も前から「危機が起こる」と言われながら、大きな危機に発展していません。
リーマンショック後にアメリカでは様々な危機が予言され、中国でも「危機が起こる」と言われながら起きていません。
これらは予め危機の発生が予言されているので、実際の危機が発生した時には、危機への対処が充分に出来ていました。
このように「何月何日にXXXX危機が起きる」と予言されている場合は、ほとんど何も起きません。
従ってイギリスのEU離脱も、予め分かっている危機なので、危機に発展しない可能性の方が高い。
「離脱すれば大恐慌になる」と言っている人たちは「2000年に大惨事が起きる」と言っていたIT技師と同じなのでしょうか。
むしろ世界の要人や欧州各国が本当に恐れているのは、イギリスが離脱しても何も起きない事ではないかと考えています。
もしイギリスがEU離脱しても危機に発展しないなら、EUは不要なのが証明されてしまうからです。
EUはフランスが提唱した「欧州合衆国」で、欧州各国の経済に大きく貢献しているとされている。
だがEUの経済成長率はアメリカの半分に過ぎず、この数年は日本と変わらないレベルです。
本当にEUは参加国の経済を押し上げているのか、それとも足を引っ張っているのかは、議論の余地があります。
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