もろい

歳のせいか涙もろくなった気がする。
…というより、実際涙もろいんだろうな。

さっき「四日間の奇跡」って本を読み終えました。夏頃映画化されたからご存じの方も多いと思います。
オレは映画を観よう観ようと思って見逃してしまったので、今週末時間が空いたこともあってひさしぶりに本に手をのばしました。読書も久しぶりだな～なんて思いつつ。

普段読書はあまりしませんし本を読むスピードも遅いので、かなり分厚い単行本を前にして身構えた部分もありました。でも読み始めると細かい描写で手に取るように情景が浮かんできて、中盤以降の物語が急転してからは寝る間も惜しんで読んでしまいました。もう最後はさっき流した涙が乾かないうちに、また目頭が熱くなって、何回もティッシュでびーびーやってました。

物語の登場人物に脳に障害を持った人達が出てきます。そして、オレの友人の子もまた障害を持って生まれてきました。
このお話には生と死、医療制度が抱える問題、障害のある家族を持った家族の不安・愛情、脳医学の未知の部分と、いろいろ考えさせられました。

オレには書評なんて出来るほど多くの言葉を持ち合わせていないけど、ただ泣きましたとだけ日記に書き留めておこうと。ただ、大切な人達には元気で笑って生きていて欲しいと、そう願いたいです。