- 名前
- なな♪
- 性別
- ♀
- 年齢
- 43歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- ※すみません。チャットはほぼ返信出来ません※ ログを書いているわりに返信が物凄く、遅...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
中日新聞より
2016年04月10日 21:46
『ラジオ体操をきっかけに』
長谷川さん(79)は七人きょうだいの三番目として、岐阜県八百津町で生まれ育った。中学を卒業すると、手に職を付けるため縫製の会社に就職。
ちょうど十年目に、結婚と同時に独立した。三十歳の時には、岩倉市に工場を造って引っ越した。現在はその仕事も廃業し、夫婦二人で暮らしている。
このところ昔のことが思い出されて仕方ないという。故郷では農家が多く、食べ物をお裾分けし合うなど家族ぐるみの付き合いをしていた。
それに比べ、岩倉市の自宅周辺は高齢化が進み若者も少ない。そのため、地域の交流が難しくなっている。
「なんとか、あのころの八百津のようにできないものか」と思案していた。
ある日のこと、長谷川さんはふと思いついた。夏休みの間、近くの公園で子ども会が主催してラジオ体操をしている。それに便乗して、高齢者も一緒に参加できないかと。
早速、顔見知りの人に声を掛けた。最初は五人でスタートしたが、徐々に増えて十五人ほどになった。九月になって子どもたちがいなくなっても、続いている。
長谷川さんは、参加者の七十三歳の女性からこんな話を耳にした。
「自転車で転んでしまって手首を骨折してしまったの。1人暮らしで困っていたら、ラジオ体操の仲間が夕食のおかずを二、三品作って届けてくれたんです。本当に助かりました」と涙ぐんで。
「五年、十年かかると思って始めました。自分も年を取っているのでいつまで続けられるか不安でしたが、早くも交流の場ができつつあります。今後も参加者が増えることを祈っています」と長谷川さんは話す。
《中日新聞掲載 2016年(平成28年)3月13日》
このデジログへのコメント
克己さん:そうですね(^^)からだにもいいし♪
病院の待合所をたまり場にするよりずっと健康的です
(  ̄▽ ̄)
ラジオ体操好きだな~
SYUZO-さん:ラジオ体操…本気でやるとすごくからだにいいらしいですよね。Dietにもなるみたい
コメントを書く