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中日新聞より。いい話。
2016年02月26日 23:45
『天国から見守っているよ』
十年ほど前の話。
名古屋市の長谷川さん(52)の双子の娘さんたちは、小学校から帰ると「おじさんのところへ行ってくる」と言い、出掛けるのが日課だった。
あまりひんぱんなので、由美子さんは「おじさんって誰?」と心配になり、その「おじさん」の家を訪ねた。
すると、下校見守りボランティアでお世話になっている伊神康詞さんだと判明。伊神さんは以前、自治会長を務めていたこともあり、地域では誰もが知る存在だった。
子どもたちのために自宅を遊び場に開放し、おやつまで用意してくれた。ときに子どもたちの悩みを聞いてくださることもあった。
「定年後、わが家が子供たちの居場所になったことがうれしいんです」と言われ、その行為に甘えさせてもらった。
子供たちは中学、高校へ進学後も、ときどき、おじさんの家に立ち寄っていた。
そして、成人式に参列する約束をしていたという。
ところが、昨年の11月11日、訃報が入った。元気だったおじさんが、病で突然亡くなったのだ。
お世話になっていた子どもたちの間を、悲しみのメールが回った。そして1月10日の成人式の朝が来た。
美容院でセットした由美子さんの娘さんたちは、その足でおじさんに晴れ姿を見せに行き、仏壇に手を合わせた。その時だった。
おじさんの携帯電話のアラームが鳴ったのは。
「生前、あなたたちの成人の日を忘れないようにと、夫が設定していました」と伊神さんの奥さんから聞いた。
二人にはそれが「天国からずっと見守っているよ」という呼びかけに聞こえ、号泣してしまったという。
《中日新聞掲載 2016年(平成28年)1月24日》
このデジログへのコメント
私も近所の子ども達とそんな風な関わりをもてると楽しいだろうな~。
きっと伊神さんは最後の最後まで子ども達のことを思っていたんだろうな~
人生の最後をそんなそんな風に迎えられたのも幸せでしょうね。
koujiさん:そうですね。簡単ではないけど理想です(^^)
克己さん:ありがとうございます。
そうかもしれませんね(*^^*)
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