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中日新聞より。少し印象に残った話
2015年12月01日 00:03
『孫の応援に出掛けたが』
大府市の杉浦勝正さん(75)は、ときどきお孫さんが家に遊びに来てくれるのを楽しみにしていた。
しかし、幼いころから続けている野球の練習が忙しくなり、会う機会が減ってしまった。
高校三年生となり、野球部最後の夏ということで、全国高校野球選手権大会の愛知県予選の応援に出掛けることにした。
七月二十日の朝、七時前に家を出て電車とバスを乗り継ぎ、会場の岡崎市民球場へ向かった。ところが、グラウンドに人がいない。おかしいと思い、散歩中の人に尋ねると、「市民球場は、このグラウンドではありませんよ。岡崎中央総合公園の方です」と言われ、あわてた。徒歩で三十分くらいとのことで、教えられた方角へと歩き始めた。
しばらくして、犬の散歩をしている人に、もう一度尋ねると「歩くには遠すぎる」とのこと。そして、
「家内がもうすぐ車できます。いつも散歩の終着点のここまで迎えに来てくれるのです。お送りしましょう」と言われた。まもなく奥さんが到着し、事情を説明。快く、市民球場まで乗せていってもらえることになった。
二十分ほどで到着。ぎりぎり九時開始の試合に間に合ったが、急いでいたせいで、そのご夫婦の名前も住所も聞き忘れてしまった。
「いつもお寺で『徳を積みなさい』と教えられています。
実践してきたつもりですが、親切を受けることがこんなにもうれしいとは思いませんでした。
これからもますます徳を積むため、困っている人に手を差し伸べたいと思いました。
残念ながら試合には負けてしまいましたが、感謝の気持ちであふれ幸せになれました」と杉浦さんは話す。
《中日新聞掲載 2015年(平成27年)11月8日》
このデジログへのコメント
仕方ないですよね
その時の優先順位はお孫さんの試合だったのですから
徳を積む
その事を意識した瞬間に
それは徳ではなくなるような気がするんですけどね
(  ̄▽ ̄)
SYUZO-さん:確かに~(^^;)
克己さん:特を積む。身近なことだと何ができますかね~
克己さん:そうですね。急にやろうとしてもものすごい勇気が必要になりますよね(^^)
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