- 名前
- ようしん
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- 年齢
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- 自己紹介
- -今はテニスばかりやっています。
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タイで起きた爆弾テロの原因は中国のウイグル弾圧が発端
2015年08月30日 15:32
タイで起こった爆弾テロ、少しずつ犯人と動機が判明されている。
今回の事件は中国のウイグル弾圧が発端のようだ。
そして、タイ政府が最近、中国から逃れてきたトルコ系のウイグル族を中国に強制送還したことや、現場は中国人が多く集まることで有名な場所だったことなどから、ウイグル族関連の報復テロとの見方が出ている。
トルキスタンとはペルシア語で「トルコの土地」という意味で、旧ソ連から独立した中央アジア諸国と現在の中国の新疆ウイグル自治区を示す。その東半分にあたる新彊が東トルキスタンである。「新彊」とは清政府がつけた名称を中共が踏襲したものだ。この地域はもともとウイグル人をはじめイスラム教を信仰するトルコ系民族が多く居住しており、1933年と44年には民族による政権が作られた。
45年のヤルタ会談でソ連は対日参戦する際に中華民国と友好条約を結んだが、そのとき東トルキスタンと内モンゴルの権益を中国に譲った。その後、国民党が敗北し49年に中華人民共和国が成立すると、東トルキスタン共和国はそこに組み込まれた。それ以来、根強い独立運動が続き今に至っている。
ウイグル族が中国当局から弾圧を受けているのは報道されている通り。中国では「ウイグル族はイスラム教徒のテロリスト」とされ、圧政を強いられてきた。1949年、新疆ウイグル自治区は95%をウイグル族が占めていたが、現在では45%まで落ち込み、漢民族が40%と拮抗。漢民族は、イスラム教徒の女性のヒジャブ(被り物)や男性のあごひげを禁止するなど、衝突もしばしば起きている。そのため多くのウイグル族は、同じイスラム教徒が大半を占めるトルコに救いを求め、同自治区を去っていった。
トルコ人テロリストの論理は、ウイグル亡命者を中国に返還したタイ政府に対して、報復を考え、中国人観光客の多い場所として、エラワンを選択したとみられる。
テロは悪であるが、それ以上にチベット、ウイグル、周辺諸国に対する中国の弾圧が、
引き起こした事件であり、私は中国が最大悪のように思う。
テロリストの罪は重い。
中国の弾圧はもっと罪が重い。
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