成程話:変わったのは野球の結果だけ

「不変」上原浩治 著（小学館より）

2013年を振り返り、多くの人は僕にこう質問する。
「これまでと比べて何が一番かわりましたか？」
僕ははっきりと答える。
「何も変えていない」
そして「何も変わっていない」と。
僕は「変えなかったこと」が、大きな成果を生んだと思っている。
これまでと変わらず、やるべきことをコツコツ継続してやってきたことが実を結んだ。
3～4日継続ではなくて、何年もかけて積み重ねてきたものが2013年やっと花開いたと思っている。
調整方法や生活のリズム、そして思考も含めたあらゆるものを、僕は変えていない。
「変わったのは野球の結果だけ」
はっきりと、そう言える。
僕のスタイルは「何も変わっていない」と思う。
〇目の前の野球と向き合い、悔いの残らない全力投球で挑む
〇立場が変わっても、やるべきことは一緒。一球たりとも手を抜かない
〇年齢は関係ない。その世界で戦う覚悟を持ち続け、そのための準備を怠らない
〇何事も徹底し、継続する。毎日コツコツと準備する
〇逆境に屈せず、何事にも動じない心の強さを持ち続ける
〇あらゆる局面の対処法を見つけ出し「引き出し」のバリエーションを増やす
〇自分で考え行動を起こし、いち早く自分のスタイルを見つけ出す
〇自分の武器を最大限まで引き上げる
〇自分の目を信じ、直感力を大事にする
〇適度な感覚とバランスを保ち続ける
〇感情を吐き出し、すぐに気持ちを切り替える
〇大きな力に向かう「反骨心」を持ち続ける


去年のワールドチャンピオン、レッド・ソックス世界一のクローザー、上原投手の本を読みました。
結果を出すためには、やるべきことを続ける。
仕事の成果を出す時も同じように思いました。
最後は、反骨心です。
上原投手、カッコイイ♪
変わらずコツコツ努力し続ける。
変わったのは結果だけ。
結果が出ないときでも、やるべきことをキチンとやり、自分が納得いく練習をするのみ。
得てして、結果がすぐに出ないからといって、手法をかえたり小手先の技術をみがいたりしちゃうものだけど、大切な基本のトレーニングをコツコツやり続ける方が、実は近道なのかも。
これからも、日々、積み重ねていかないとね♪