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趣味は読書、生でダラダラ書かせて

2014年03月05日 00:44

土光敏夫の本は、あと少し。
一人の作家を好きになり、その作品を全部読むのも、一つの形だが、ある作品を読んで、そこから違う本に興味を持ち、いつの間にか前には思いも寄らない方向に読書が進んで行くのも、また、面白いのだ。
ここ最近では、まず、「三文オペラ」を読んでブレヒトに興味を持ち、この前新宿の「ブックファースト」で「ガリレイの生涯」を見つけた。まだ購入していないが、今度の休みに手に入れたい。
ごはん日記」の中に出て来る「日日是好日」、森下典子著、(僕はこれを先程買うまでずっと、「ひびこれこうじつ」と読んでいたが、正しくは「にちにちこれこうじつ」が正解)など、絶対に買わなかっただろう。
余談だが、帰りに寄った書店岩波文庫の「吾輩は猫である」を買おうと思ったが、もう一つの大型書店で探そうと、足を伸ばしたが、在庫無し。
何も買わないのも癪なので、「日日是好日」を買ったのだ。
何だか、折角遠回りしたのに、無かったので、有楽町の交通会館の「三省堂書店」へ。
すぐに岩波の棚へ。「猫」はあったが、買わなかった。理由は非常にセコイことなのだ。本がボロかったわけではない。価格が少し高かったのだ。つまり、最初の書店にあった「猫」は少し古いもので、有楽町のは新しい版なのだ。僅かな金額の差だが、明日最初の書店で買おうと思う。
このようなことは、色々な書店巡りをしていると、新刊書店でもごく稀に起きる。余談の余談だが、前に住んでいた所で、電気が止まりそうになって、東電に直接料金を払いに行った時、払い終わってから、近くにあった初めての書店に入ったら、既に絶版になっていた新潮文庫カフカの「審判」があり、早速手に入れた。小さな書店の棚を丁寧に見ると、返品し忘れた本が、あるかもしれない。あくまで新刊書店である。
さて、交通会館の「三省堂」では、色々見たが、石川達三の「青春の蹉跌」と松本清張の「実感的人生論」を購入。
新宿ブックファーストなら、まだ行けると、一瞬頭をよぎったが、やめて帰宅
さて、閑話休題。今、読んでいる土光敏夫の本の中に、土光の尊敬していた人に石坂泰三という人がいて、城山三郎がその人について小説を書いているのを知り、読もうと思っている。

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