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- ※すみません。チャットはほぼ返信出来ません※ ログを書いているわりに返信が物凄く、遅...
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ネットの素敵な話:愛の力
2014年02月20日 21:06
私が出会った中で一際強い印象を残したカップルさんを紹介します。
二人は高校の同級生でした。彼は彼女のことを好きになるのですが、ずっと告白出来ずに卒業式を迎え、別々の道へ・・・。
しかし、二人は2年後に再会することとなります。それは成人式のことでした。
華やかな振袖姿の彼女を見た彼は「やっぱり彼女しかいない!」と改めて思ったそうです。そして、彼の猛アタックが始まりました。
やがて、彼の気持ちは彼女に届き、お付き合いを始めることになりました。もう彼は、天にも昇る気持ちで、正にバラ色の毎日だったそうです。
しかし、そんな幸せな毎日がわずか一ヶ月で、音を立てて崩れていきました・・・。
彼女が車で帰宅途中、カーブを曲がり切れずセンターラインをはみ出してきたトラックと衝突・・・。
命は助かったのですが、瀕死の重傷でした。そして、彼女は寝たきりの入院生活となってしまったのです。
医師から「どこまで回復できるか・・・」と宣告された彼女は、「どうしてこんな目に合わなきゃいけないの?」と泣き続けました。
彼は毎日病院へ通いました。
でも、会わせてもらえませんでした。彼女の気持ちはわからなくもありません。好きな彼に会う時は、入念にヘアメイクをして、可愛い服を選んで会っていたのです。
今の彼女は身だしなみを整えるどころか、お風呂に入ることも髪を洗うこともできません。しかも顔も体もアザだらけで、手術の後もあちこちにあります。若い女の子がそんな姿を好きな人に見せたいでしょうか?
しかし、彼はそれでも毎日病院へ通います。
病室を訪ねると、彼女のお母さんが病室の外に出てきて状態を話してくれます。彼はそれを聞いて安心して帰っていく。そんな毎日でした。
彼女は彼が帰ると、涙を流しました。そして必ず、「『もう来ないで』と伝えて」とお母さんに言いました。
やがて、お母さんは彼と病院の入口で会うようになりました。
きっと娘の心をこれ以上乱したくなかったのでしょう。彼女は「やっと諦めてくれた」と思っていました。
それから数カ月経ったある日、彼女は掃除のおばさんからこんな一言を聞きました。
「羨ましいねぇ、毎日お見舞いに来てくれる素敵な彼氏がいて」
「えっ、誰のことですか?」
「貴女ですよ。今日もさっき下でお母さんと話してたわ」
彼女はこの時、彼が今もまだ彼が通い続けていることを知りました。そして翌日、彼女はお母さんにこう言いました。
「次に彼が来たら病室に入って貰って。元に戻らないかも知れない私より、他に素敵な人を見つけてもらいたいから。私もいつまでも引きずっていたら辛いだけだし・・・。だから私の口からお別れを伝えたいの」
その日の夕方病院にやってきた彼は、ついに彼女の病室に通されました。
そして翌日、昨日まで泣き続けた彼女が回診の時、主治医の先生にキラキラした顔でこう宣言したのです。
「私どんな手術にもリハビリにも耐えます。だから私の体を元通りにして下さい」
主治医の先生は驚きました。
「何があったの?」
そう問われた彼女は、昨日のことを話し始めました。
「彼は、私の体の状態を母から聞いて全部知っていました。それでも、こう言ってくれました」『ずっと言いたかったことがある。結婚してほしい』って」
その時彼女は、元通りの体にならないかも知れない自分が彼のそばにいてはいけないと思い、「別れてくれ」と頼んだそうです。でも彼は、「そのままの貴女でいい・・・貴女でなければだめなんだ・・・」と譲ることはなかったそうです。
平行線のまま数時間が経ちました。彼の根気に疲れ果てた彼女は「もう好きにしてよ・・・」と呟きました。
すると彼は、体に触れるか触れないか程の、本当に優しい力で彼女の体を抱きしめてくれたそうです。その腕のなんてたくましかったこと。その胸のなんてあったかかったこと。
彼女はその時こう思ったそうです。
「私が何を言おうとこの人は信念を曲げない。だったら彼の隣に立った時に彼の足手まといにならないように、私は元通りの体になりたい!」それから彼と彼女の二人三脚の日々が始まりました。
辛いリハビリにも彼はいつも笑顔で付き添ってくれます。
頭を洗って貰い、体を拭いて貰い、着替えも手伝って貰いました。
傷が治ってくるたびに二人で喜んだそうです。
私は、結婚式の一週間前にこの話を彼女から聞かされました。
「私を見て気が付きませんでした?」
笑って言う彼女に、私はただ首を横に振るだけが精一杯でした。そして一週間後、ウェディングドレスを着た彼女は見事なまでに美しく、華やかな笑顔でゲストを魅了しました。
そして、式の終盤に彼女のお母さんからの手紙が披露されました。
「娘に出会ってくれて有り難う。娘を愛してくれて有り難う。貴方のお陰で娘は人生を取り戻すことが出来ました。貴方になら喜んで娘を託せます。どうか幸せにしてやって下さい」
会場中に涙が溢れました。私には二人の娘がいます。いつかどこかの誰かが私の元から奪っていくでしょう。でもどうせ取られるならこんな男に取られたい・・・そう思わずにはいられません。
このデジログへのコメント
感動的な話ですね
なので僕はコメントします
なぜなら
僕は通りすがりのコメント魔
ですから
いい話ですね
抱きしめたい ー真実の物語―のようなお話ですが
ハッピーエンドで終わって欲しいですね
SYUZO-さん:(笑)コメント有り難いです
りぶらさん:本当ですねハッピーエンドが1番です
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