負けないぞ

15歳の時、転校してイジメというか町田の中学で不良たちの暴力の洗礼を受けて、親にも教師にも相談したけれど、『頑張れ』とか何の役にもたたないアドバイスをされて大人は役に立たないと知った。
まっこれで大人になったのだろうけれどね。35歳の時、転職して以前勤めていた予備校とトラブルになって、自分のところで一緒にやっている講師も、その予備校から予備校の動きを知らせてくれた元同僚も最後は全然役に立たないこと。むしろこちらの動きを相手に連絡したりしていてを知った。
次はバブル崩壊だった。8教室にも広げた教室のコピー機やクーラーの撤去のお金が払えなかった。リースも解約ができないで、差し押さえだのしょっちゅうリース会社はプロだから、弁護士の判を押した書類が届いた。自分の会社が倒産間近だったから、(その後倒産)チサンホテルに薦められてゴルフ場に併設された研修所でやった合宿は朝食うなぎ1800円とかメチャクチャな料金でその集金部隊はまるで映画ミナミ帝王に出てくるような連中だった。
この時も一人で処理をした。
だから物事の解決はできると思っていた。
しかし今回ばかりのこの異様な孤独感、不安感、恐怖感は、さぁやるぞという気分にならなかった。むしろもうだめだなという感が強かった。絶望感というやつか。寝ていてもすぐ起き上がってしまう。一睡もできず、朝の4時に外を歩き回った。コンビニで酒を買った。この不安感は酒のせいだと知って断酒した。
断酒ができないのは3日目が越えられないから、また不安で飲んでしまうと書いてあった。今日で断酒10日目である。もう大丈夫とは言わない。そういう風にすぐ安心してしまう性格がこうなったのだからね。
できるだけこんなことをみんな