- 名前
- ひょろり
- 性別
- ♀
- 年齢
- 55歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 今日は。楽しい毎日を送りましょう。
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
子供を守ろう
2013年06月17日 05:12
昔は両親が働いている子は鍵っ子と言って、特別親が忙しい子供、特別な仕事や事情があって家に帰っても親が居ない子として、珍しいケース、と言われていた。
そのくらい、お父さんの給料とボーナスの稼ぎだけで食べられたし、お年寄りも充分年金だけで暮らせたし、電話だって固定電しか無いから、通信費に困る事は、よほど長く電話しなければ無いし、勿論、インチキサイトも無ければ、お金を騙し取るような詐欺も、殆ど居ない。
まあ、押し売りとか泥棒さんは、良く知らないとこに居るには居たみたいだけど。
要するに、今は、そういう、全く安定して過ごせる経済力と環境が無いのです。
物価 は安くなるものの、給料も安く、又、生活自体は、携帯やコンビニなど、いつでも通信手段があり、美味しい物がいつでも食べられる反面、かかるお金が昔よりレベルがかなり高く、つまり、共働きも必要不可欠になっている家庭が少なくない。
そんな中、子供達は子供達なりに、毎日の過ごし方や遊び、友達関係など、工夫して行っているのですが、何しろ、ちゃんとしなさい、勉強しなさい、本を読みなさい、運動しなさい、と親の正義感で物を判断しても、まず勉強する前に目の前に携帯があるし、本なんて読まなくても暮らせるし、昔の正義感だけで人に優しく、正直なだけではいじめの対象にもなりかねません。
見ていると世代間の物事の認識のズレがかなり激しいと感じる事が多々有ります。あげくに親が働いていたら、コミュニケーションも取りにくいので、普通に考えて、トラブルや断絶は目に見えています。
ちゃんとしなさい、将来を考えなさい、と厳しくする事は勿論必要なんですが、今の子供達が、昔にくらべて、意外と、書かなくとも、理解や情報処理が早い一面もある事は確かなようです。
親に理解出来なくとも、子供には子供の秩序の中で動いている事を認めてあげなくてはいけない時もあります。
今の日本は、非常に法律も増え、複雑化されました。衣食住が便利になった反面、行動を規制する決まりが多いので、自由が有るようで無いのです。
そんな中、世代間のずれや認識の違いで頭ごなしに怒られ、行き場が無く自ら命を絶ってしまう子供がいます。年齢も若年化しています。
親だって教師だって、みんな苦しいです。でも、子供達も、確固たる価値観や人間関係や将来への希望が見出せず、苦しんでいるのです。
社会を良くする、と言葉で言ったりいいかっこしたりするのは簡単ですが、問題とは、そんなに簡単に解決する事ばかりでは無いのです。
将来のために子供を守りましょう。自分達の幸せについても真剣にかんがえましょう。
このデジログへのコメント
ウチもバー(スナックの前身?)やってたんで昔と今の鍵っ子の違い、親の考え方の違いが分かる気がします。
> 普通人さん
そうですか。真剣に読んで下さって有難う御座います。
コメントを書く