磨き職人

昨日靴を買った。

仕事用のビジネスシューズなのだが、今のやつは軽くてやわらかくて、デザインも気に入っているけど随分くたびれてしまった。これからも大切に履いていきたいけど、ローテーションで履けるようにもう一足買い足したんです。

デザインとか色味とか、休み中にいろいろ見て回って、リーズナブルなものを見つけたので昨日仕事帰りに店に寄ったんですね。

「まぁこの値段だから」って妥協もしつつ試着していると、同じデザインですごく革がキレイなディスプレイされている靴を発見。

「この在庫ってあります？」って、どうせお高いから買えないだろうけど後学のためにと聞いてみたら、

「ご試着されているものと同じものですよ」

と。

？？？と思って聞いてみると、店員さんがディスプレイ用に磨いたんだそうな。

感心した！ってか不思議で面白かった。同じものでもちょっと手を加えるだけで、ずっとずっと良いものに見えるようになる。

料理でも部屋の模様替えでもそうだけど、ちょっと手間と工夫を加えれば、十分楽しめる一品が仕上がる。

この三連休、たぶん靴磨いてます（←寂しいな、オイ）