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印象的な話:七夕の願いごと
2012年07月07日 15:37
多湖輝氏の心に響く言葉より
随分前のこと、日曜日の朝テレビを見ていると、お医者さんの講演を放送していました。
以下はそのお医者さんの話です。
ある下半身マヒの女性がいました。
その女性は左手も思うように動かせないので、勿論車椅子を自分で動かすこともできません。
外出、お風呂やトイレでの介助等全ての世話はお母さんの役目になっていました。
ある年のことです。
彼女を含めた障害者の方々の為に七夕パーティがボランティアの人たちの手で開催されました。
皆がとても楽しそうに飾りつけをしていました。
私が、彼女に「短冊はもう飾ったの?」と聞くと「はい、私の願いは1つだけなので、短冊は1つ飾っただけです」と答えました。
「1つだけ?何て書いたの」と聞くと「お母さんより1日だけ早く死ねますようにって書いたんです。お母さん、ずっと私の世話ばかりだから。私はお母さんがいないと困ってしまうけれど、お母さんには私の世話をしなくてもいい日が1日でもあって欲しいな!って思って」
彼女は笑顔でそう言ったのです。
私は感動してその話を彼女の母親に伝えました。
すると、彼女の母親は「私も短冊に願いごとを書いてきますね」と言って、向こうへ行ってしまいました。
飾りつけが終わってから彼女の母親に「短冊飾りましたか?」と聞くと「ええ、あそこに」と上の方を指さしました。
ちょっと高い所だったので何て書いてあるのか読めません。
「何て書いたんですか?」と聞いてみると「贅沢を言わせてもらえば、娘より1日だけ長く生きさせて下さいと書きました」と娘さんと同じ笑顔でした。
そして「自分が楽をする為に1日長くと書いたのではありません。あの子が安心して天国へ行けるようにと思いまして。1人ではお手洗いにも行けない子ですからね」と続けたのです。
この親子の絆を強く感じると共に、その明るさに私は救われました。
『思わずほほえむいい話』PHP
私達は今の生活を当たり前の事として毎日を過ごしている。もし自分1人でトイレにも行けないとしたら誰かのお世話にならなければ食事もできないとしたら…そう考えた時今の生活がどんなにか有り難いものかわかる。些細な事で不平不満を言ったり、怒ったりする自分が恥ずかしくなる。今ある当たり前の幸せに気づき感謝の気持で生きていきたいな。
このデジログへのコメント
私は、いつしんでもいい様に、今日、蓮の花の見学に行きました
管理貞操帯さん:綺麗でしたか?
表も裏も愛情がいっぱいのお話ですね。ハンデを持った代わりに、普通の人には味わえない深い愛があると思う
☆コディー☆さん:そうですねこんな関係いいな~って思います
しゅうくりいむさん:こんな関係ってどんな関係同士でも素敵ですよね
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