子供騙し

今日は子供のダンスの日でした。




４月の発表の後、先生１人に生徒30人だと、先生の負担が大きいので、大人ダンスチームから補佐を出すことになりました。


ナンバーや年齢、レベルによって度々クラス替えがある物の、1クラス7～8人。
小学校低学年はおしゃべりを注意するだけで先生の喉が潰れてしまいます。



そこで補佐がふざけないように注意をしつつ、カウント取ったりするわけです。








で、今日は私も補佐としてクラスに入っていました。



まぁ、４月以降、今日で5回目。


振りを完璧に教える訳ではないので、気楽に構えていたのです。



が、レッスン始めの連絡事項の後、ストレッチを始める段になり、先生が


｢じゃあ、今日のストレッチは幸。先生、お願いします。｣








…マジですか












４年間、確かに教えて頂いていましたが、人に教えることなんて考えてもいませんでした。


でも、折角任せて頂いたから…。



と、いつもの先生を思い出して…。









…。










あれ？

最初、何やるんだっけ？






右往左往していると、先生の娘さん（小学四年生）がジェスチャーでヒントを出してくれました。





そうそう、始めに上に伸びるのよね



と、きっかけを掴んでからはそれなりにストレッチを指示する事が出来ました。





時間もかかってしまったし、いくつか抜けていたパートもありました。





それでも、先生は

｢幸。ちゃんにやってもらって良かったよ～。

いつもはゆっくり子どもたちを見れないから、一人一人をちゃんと見れた。

ありがとう。｣


と言ってくれました。


さらに


｢何事も勉強よ

今日の出来で大丈夫。


次回も幸。ちゃんの時はストレッチ、お願いね｣


と、本当にありがたいお言葉をいただきました。










自己採点では、今日の出来は正に子供だまし。


反省点がたくさんあります。





でも、新たなステージを用意してくれた先生に感謝して、もっと精進しようと思います。



次回はせめて、ヒントを出されずに出来るように



子供たちに伝わりやすい言葉で、楽しみながら出来るように。





いつかは、先生が私に教えてくれる様に子供たちに教えられるようになりたいです。