はるか羊の群れを離れて

遙か羊の群れを離れて
　その1、結局、ボクは人が嫌いなのかもね。母親が施設に入って解放感いっぱいの土曜日でしたけれど、何何を持ってきてと連絡事項が施設から次々に来てね。もう否だよと思わずつぶやきました。まっ行かないけれどね。昨日、施設に入る日、空輸した朝作ったばかりの讃岐うどんを、もらったのだけど、部屋にない。見たら冷蔵庫の冷凍室に勝手に入っている。何でこう母親は最後まで人の生活に干渉するのか。文句を言えばああだこうだと言うだろうけれどそんな話聞きたくもない。本当に情けなくなった。生の讃岐うどんは凍ってしまったよ。一度凍ったのは生じゃないだろう。もう違うもんじゃないかよ。いつでもずっとこんなことばかりされている。このまえなくなった近所のじいさんもそうだった。
朝から晩まで、ゴミがゴミがと言ってお客さんが来ている事務所にステテコで入ってくる。俺は仕事をしているのだった。母親も俺はたかが讃岐うどんのことでここまでイライラしたくない。人はみんな自分の生活、人生があるだろう。
その2、先日知人がストーカーにあった。本当に１００通くらい一晩にメールが来る。私をどう思うのかとか。あの日、ああ言ったのはどういうことかと本当にうんざりだよね。結局こういう人たちは自分の生活がない。自分の人生がない。だから人のことばかり、気になるのだろうね。ボクはいつでも次はこうするというものがある。今もあるよ。だからね。周りばかり見ている羊さんたちとは別れなくちゃね。