- 名前
- なな♪
- 性別
- ♀
- 年齢
- 43歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- ※すみません。チャットはほぼ返信出来ません※ ログを書いているわりに返信が物凄く、遅...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
素敵な話【1人1秒のプレゼント】
2012年05月26日 21:51
人から教えて貰った話です
「ありがとうを伝えたい」~もう一度人を信じたくなる60の話~第二章より
【1人1秒のプレゼント】
マサと呼ばれている男の子がいた。マサは右足が不自由でいつも足を引いていた。だけど体育の授業にもサッカーの練習にも参加する頑張り屋である。
運動会が近づき、クラス対抗リレーの練習が始まった。
そんなある日、マサがしょんぼりして職員室に来て担任の太田先生に「僕、クラス対抗リレーには出ません」と言う。
黙っているマサを説得して理由を聞き出すと、マサはクラスの一部の子が「マサがいる限り僕らのクラスは」一等になれっこないと話しているのを偶然聞いてしまった。
そこで先生に「僕はやめる。僕が走ると負けるから」と言いに来たのだった。
翌朝、太田先生はクラスの皆にマサがリレーに出ないと言っていることと、その理由を説明し、最後に「リレーは皆が力をあわせることが素晴らしいんだよ。大切な友達を傷つけて優勝したって何が嬉しいの」と問いかけた。
すると一人の男の子が立ち上がってこう叫んだのだ。「マサ走れよ。クラスの皆が一人一秒ずつ速く走れば38人で38秒速く走れる。そうしたら勝てるぞ」
その日から子供達は、それは必死になってスタートからバトンタッチの練習をする。
そして、運動会の当日、マサは歯を食いしばって自分の距離を走り抜いた。クラスの皆も、マサに一秒をプレゼントする為に必死で走る。よそのクラスは転ぶ子がいたり、バトンを落とすミスも出て、なんとマサのクラスに優勝が転がりこんだ。
太田先生は涙の向こうの子供達の笑顔がまぶしくて仕方がなかった。
このデジログへのコメント
リレーに優勝できなくたって、そのクラスは一番や(o_ _)ノ彡☆
COSMICLOVEさん:ですねマサの為に凄く頑張ってきたんだから
1秒縮める事
それもかなり大変な事だけど
一致団結する方がもっとすごいよね。
水さん:そうだね。1秒×38人分のプレゼント…全員頑張ったご褒美が優勝だったのかも
マサ走れよと、最初に言った子供は、素晴らしい
管理貞操帯さん:全員で走り最後には優勝というご褒美まで嬉しくなりますね
コメントを書く