たかりだらけ

先日、ケアマネージャーの運転で施設を見に行く時、施設が町田郊外というか八王子に近く、長いドライブになったので、フランス、イタリアを旅して、ローマの休日、シェルブールの雨傘、男と女、からショコラまで、フランス映画やイタリア映画を見続けていると言ったら、ケアマネさん、若い時はご主人の仕事でヨーロッパにずっといたという話になって、シェルブールの雨傘の別れた二人が最後にガソリンスタンドで再会するシーンは毎日見ては泣いてしまう（本当よ）と言ったら、向こうも急にボクに親しみを覚えたか、いろんな話になった。その中で、まだパソコンの先生だの、３０年も来ている七宝の先生だのヘルパーさんが来ている時に来て
月謝を払わなくては、払わなくてはと母は言って、先日も１万円をその『先生に』払っていると報告があったという。認知症にパソコン授業もないもんだし、七宝も３０年もやって習うこともない。必ず、この病気の周りには『たかり』が存在すると、ボクが乗り込んでからも植木屋というのが１日７万円とっていたり、美容院は迎えに来るし、ヤクルトに牛乳に生協に断ることをしないんだからね。一番たちの悪いのは実は銀行で満期になると生命保険に代えてしまう。FXもやっていた。１５０万円の証書は７５万となっていた。