- 名前
- ぱすかる
- 性別
- ♂
- 年齢
- 73歳
- 住所
- 福島
- 自己紹介
- 中身は40代。 気が弱く臆病だが、ココロは獰猛。
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モーツアルト
2011年10月14日 11:53
モーツアルトは、オレは作曲家だと思っていない。変換器だ。コンバーターだな。見るもの聞くものみんな音楽に変換してしまうコンバーターだ。
風の音を聞けばシンフォニーに、人の声を聞けばオペラに、ひそひそ声はカルテットに。あらゆるものが音楽に、5線譜になってしまう。作曲で苦しんだということがない。ベートーベンみたいに5線譜に推敲の後がまったくない。手直しがないのだ。完成して出てくる。
天才かと言われれば天才だろうし、オレは天才と言うよりむしろ奇形だと思っている。たぶん、まづ、人とは協調できないはずだ。これは芸術家一般に言えることだが、協調性はほとんど皆無だ。独創を商売とする芸術家に協調とはちゃんちゃらおかしい。
当時は、芸術家が生息できる状態はパトロン、日本風に言えば大名だが、宮廷楽団か教会に入らなければ食っていけない。あのバッハもそうだしハイドンもそうだ。父親のレオポルドは宮廷に職があった。モーツアルトは宮廷や教会とケンカしてフリーターになった。ベートーベンもフリーターだが、ゴッホと同じくできのいい稼ぎのある弟が面倒見てくれた。
モーツアルトやシューベルトはそういう支援者がいなかった。持っているカネがつきれば餓死した。
モーツアルトやシューベルトには餓死はたいした問題でない。
競走馬は死んでも走り続けると言うが、あれと同じだな。死んでも繭を吐き続ける。
もっというと、音楽に変換するしか能がなかったと言うことだ。こういう者が他人と協調できるわけがない。フリーターで餓死するのがオチだ。
後世は音楽の神様とあがめ奉るが、まことに勝手なハナシだな。
日本中にフリーターで蛾死する連中がごろごろいるが、残念ながら彼らは奇形でない、協調性ある非常に健全な人々だ。追い込まれて仕方なくフリーターになった。
こちらの方が悲劇だと思うが、あなたはどう思う?
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