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素敵な話(クリスマスの話)
2010年12月24日 16:32
【サンタさんのお話】
クリスマスイヴですね♪
なのでクリスマスにちなんだお話しを♪
ネットにあったお話…
あるクリスマスの日の出来事です。
うちには6才の息子がいます。
我が家ではクリスマスイヴの夜、子供たちが寝静まった枕もとにおもちゃをそっと置いて、翌日の朝、子供たちが目を覚ました時に、おもちゃを見つけて、「わ~、サンタがきた~!」 と、喜び、そして、そのおもちゃで遊ぶ、ということを年中行事にしていました。
その年もまた、同じように、子供たちの枕もとにおもちゃを置きました。
寝静まってから……。
次の朝、子供たちが起きた時に、「わ~、サンタがきた~!」と、いつもと同じ光景が起こると思っていました。
そう信じていました……。
買ったおもちゃは、子供用のコンピューターでした。
そのコンピューターの電源を入れた時に、事件が起こりました。
電源をいくら入れてもつかないんです。
壊れていたんです。
お昼になるのを待って、買ったおもちゃ屋さんに電話を入れました。
責任者の方が出てこられて、こんな対応をされました。
「あー、故障ですか。それは申し訳ないですねー。
でもね、それは作ったメーカー側の責任なんです。
メーカーのお客様相談室に電話をしてください。
電話番号を言いますんでー」と。
少し「ん?」と思いながらも、おもちゃメーカーに妻が電話をしたんです。
クリスマスの日に、おもちゃメーカーに電話してみるとわかりますが、繋がらないんですよね。
1時間に4回くらいの割合で、夕方くらいまでかけたんです。
タイミングも悪かったとも思うんですが…。
けれども、その日はとうとう繋がらなかったんです。
お昼をすぎた頃、息子は泣き始めました。
新しいおもちゃで遊べない。。。
泣く気持ちもわかるんだけど、その泣く息子を見て、妻は
「あんた、ちょっとくらい我慢しなさいよ」と…。
これはサンタさんからのプレゼントだから、僕も「俺らが我慢しろよってのもおかしいだろ!」と取り乱す一幕もあったんですが…。
しびれをきらして、夕方4時を回ったころに、買ったおもちゃ屋さんにもう1度、妻が電話をしました。
同じ人が出てきて、同じ対応をされました。
そこで、僕はちょっと腹が立つのをこらえて、電話を変わりました。
そしてこう言いました。
「クリスマスの日、お忙しいのに、故障の電話なんかして申し訳ありません。もう修理は結構です。もういいんです。電話を変わったのは、1つだけ、お伝えしたい事があったんです」
「はあ?」と相手の人は、警戒心を強められました。
何、言うんだろうな、電話を変わってまで……と思ったでしょうね。
僕はかまわず、こう続けました。
「僕が、そちらのお店で買ったもの、それは何だか解りますか?
僕が買ったもの、それは……
サンタクロースは、子供たちの心の中にいますよね。
子供たちは、イヴの夜、サンタに会おうと、夜更かしをするんです。
1時間経っても2時間経っても現れる様子はないんです。
そして、睡魔には勝てず、とうとう寝てしまいます。
次の朝には、枕元にはおもちゃが置かれている。
そのおもちゃを見て、「あー、サンタは本当にいたんだー」
そう思って、心踊らされて、遊ぶ。
その夢と子供たちの感動に、僕はお金を払ったんです。
僕がそちらで買ったもの、それはおもちゃでは無いんですよ。
その夢と感動です。
だから、クリスマスにこのおもちゃで遊べる事がどれ程大切かという事を、
それだけは理解して頂きたいと思うんです。
また、余裕がある時に修理の方をお願いします」
そう言いました。
そして電話を切ろうとした時です。
その人は、しばらく黙っていました。
その後こう言われました。
「お客様、時間をいただけますか?」
「お客様がお買いになった子供用のコンピューター。
超人気商品で、この店には在庫はございません」
それを聞いて、調べてくれたんだなぁと思って、胸が「ぐっ」となりました。
「でも支店を探してみれば、1つくらいあるかも知れません。
もしあれば、今日中に届けさせていただきたいと思います。
ちょっと時間をいただけますか?」
「えっ、本当ですか?本当にあれば子供は凄く喜びます。
お願いします」
僕は、そう言って電話を切りました。
電話を切ったあと僕は、「頼む。あってくれよ!」と期待に胸が張り裂けんばかりでした。
そして、ピンポンが鳴るのを心待ちにして、待ちました。
しかし、夜の8時になっても、誰も来る気配はありません。
子供たちは、すっかり寝支度ができて、布団の中に入りました。
「間に合わなかったな。きっと無かったんだな。
今年のクリスマスはガッカリだったな。
でも、こんな時もあるよな…」と諦めていた、その時です。9時頃でした。
「ピンポ~ン!」 とベルが鳴りました。
僕は「よし、来た!」っと、小さくガッツポーズをしながらも、何食わぬ顔で子供たちを部屋に残し、玄関に向かいました。
ドアを開けたら、その人がコンピューターを抱えて立っていました。
しかもサンタの服を着て……。
僕は驚きました。
「えっ、サンタ?!」と思わず口に出ました。
その人は言いました。
「サンタクロースです。お子さんをお呼び下さい」
僕は漠然とスーツ姿の人を想像していました。
スーツ姿で、代わりのコンピューターをもってきてくれる、そう思っていました。
でも、僕の前に立っていたのはサンタでした。
僕は興奮して子供たちを呼びに行きました。
「早く降りておいで」
子供たちは何事かと、どたどた階段を降りてきました。
そしてその姿を見た瞬間「サンター!サンタだーっ!!」
驚きながらも次の瞬間、跳ねてました。
サンタはしゃがんで、子供たちの目線にあわせてこう言いました。
「ごめんね。サンタのおじさん忙しくてね。壊れたおもちゃを持ってきてしまったんだ。ごめんね。はい、これはちゃんと動くから。お利口にしていたら来年もまた来るからね」
そう言って頭をなでてくれました。
僕は子供たちを部屋に戻してお礼を言いました。
「有難うございました。本当に子供の夢をつないでくれました。サンタにまでなっていただいて有難うございました」
その人はこう言いました。
「私たちが売っている物はおもちゃじゃないんです。夢と感動なんです。忙しさにかまけて大事なものを忘れていました。それを教えてくれて有難うございます」と。
「とんでもないです。こちらこそ有難うございます。こんな事をしていただけるなんて。
これから僕は一生あなたのお店からおもちゃを買います。
いい店員さんがいる会社ですね」
と僕はそう言いました。
その人は泣かれました。
僕も思わず泣いてしまいました。
その夜はとても不思議な気分で眠れませんでした。
眠らなくていい、そう思いました。
「なぜあの人はサンタの服できたんだろう?」
そうずーっと考えていました。
そして、いきついた言葉、それは
「感動」でした。
素敵なお話ですね♪わくわく気分であと少しの時間もすごしましょう♪
「成功者の共通点は、感動しやすい性格。
感動するたびに、成功に近づいている」
by中谷彰宏(著述家・プランナー)
このデジログへのコメント
メリ~クリスマス♪
聖なる夜に心温まるお話しをありがとう
自分が何のためにそれをしているのか。
凄く、いい話だね。
大事にしたいね、こういう想いは。
Merry Christmas!風邪ひいてませんか?
コメント有難うございますまた良ければ暇つぶしにでも読みにきて頂けたら嬉しいです
コメント有難うございますいい話ですよねまた良ければコメント等頂ければ嬉しいです
ですよね。つい忘れがちになるから私も気をつけなきゃ
メリークリスマス♪
良いお話のプレゼントありがとぉ
サンタは居るって事
親になると解るんだよなぁ~
親になってから気づくこともあるのかな?まだ子供がいないのでそこは判らないけど
こんばんは
というわけで
こっちにも来てみました^^
おお、僕の去年のコメントもあるw
水さん:去年も今年もコメント頂いたり有難うございます、だね♪
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