- 名前
- 七瀬カイ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 39歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- てんかんにアスペルガーって障害まで引っ付いて 母との離縁に乖離まで;? どっからどこ...
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水無月の盾
2009年07月09日 23:30
自分の気持ちに疑心暗鬼にならずに
素直に想いを言葉に出せたら・・・どんなに楽だったろう?
「恋愛は心を殺す」・・・
正しくは 人との関わり全般・・・だが。
どちらも持論というか経験から抱いた感想だ。
その中でも、最も「親しい関係」と「心底敵対する関係」は一見違って感じるものの、
精神的な部分で一番「変容する」という所では「好き」も「嫌い」も
想いが強ければ強いほど
「自分自身を内から変えてしまう」という意味では同じ。
古い「過去の自分」を脱ぎ去る事も、
占術上では「死」という言葉に該当する。
不死鳥の話の如く、過去を脱ぎ去り「生まれ変わる」という意味で。
最も解りやすい例なら、「蛹」という段階から成虫へ「羽化」するような感じだ。
一個体が変わる様を占いでは「転生」に近い見方をする。
言い換えれば
私達は互いに支えあい、寄り添いながら反面
傷つけ 貶め 殺し合ってる・・・のだ。
あくまでそれは気持ちの上で・・・だけれど。
優しさも 喜びも 幸せも 「糖分」と同じだ。
結局ありすぎても自分自身が機能しなくなってしまう。
苦しい 辛い が当たり前だった。
ならば 僅かな幸せでも、
与えられるだけ受け取ったら・・・
私の心は もっと弱く 脆くなっていくのではないだろうか?
堅く 結晶化した「氷」が
「熱」をもって緩やかに溶けていくかのように・・・
例えばその「氷」こそが仮に自分だとすれば、それを溶かす「熱」というのは「大天敵」だ。
壊れたくない!と頑なになっても
「熱」は容赦なく「結晶」を解いていく・・・
「氷」の中には何も無い。
ただ、「結晶」が
だらしなく溶けて その地にシミを残すだけ。
だらだらと 「欠片」も無く・・・
硝子のような危うさと儚さを持った「結晶」は
内包した「空気」を逃がさんとばかりに 頑なに 確実に 内側から実を結んで、
けれども周りを威嚇するよう鋭い棘を放射状に描く。
その影に 裏の「顔」
表には「自分」
「盾」で「檻」で同時に「剣」
変化を望みながらも
自分一人では変わっていく事すら出来ない様は
まるで夜空に照らし出される月の様だ。
太陽の光無しでは自分の「存在」すら気づいてもらえない。
気持ちの上での「死」が怖い。
傷つく事も 壊れることも
「どれほど深い闇に堕ちていくのか 解らない」から・・・
「成長」とも言うその「変化」を喜べない。
私はどうしても怖がって、それを必ず拒んでしまう。
「停滞」が一番傷つかない。と
「安全」なのだと
「退屈」や「孤独」が
実は 一番自分を壊さない「絶対の防御」だと 塞ぎ込んでいる。
表面に張り付けた「笑顔」の仮面は
そんな冷たい部分をひた隠しに守る盾のよう・・・
そんな自分に虫唾が走る。
- 「心」は惑う「月」に似て 「想い」は留まる事知らぬ「水」のよう
捕らえ所無く 曖昧で 常にその身を委ねるばかり・・・ -
なんて 頼りないんだろう・・・
それが弱々しくて・・・
- 晴天を舞う鳥を思う -
大海を泳ぐように自由な姿が それでも重力に抗い風に乗る姿が
体に合わず 力強くて・・・羨ましい。と心から思った。
現実と理想は火と油・・・なんて可愛いレベルじゃなく決して交えるどころか絡むことも何も無い程
天と地で二分された位のレベルで 仲がよろしく無いらしい。
- 伸ばした手が空を掻く。
私はただ、踏み出すことも出来ずに
日の光の様なぬくもりを 優しい手を 声を 子供の様な心で待っている。
- 記憶の残滓に思いをよせて。 -
*水無月・・・「水ノ月」から転じて「水無月」なんだとか。
情感(想い)を「水」に移ろう「心」を「月」とかけて・・・。
(6月という意味じゃないです;水無月の由来にかけたダケ;)
-「蛇足」というか、「お詫び」という名の「逃走文」-
気持ち(想い)の変化と生じる不安をテーマに・・・;
ログ最初のだけが決まっててそのまま打ってみたら見事脱線;
無駄に長くて意味不;(毎回・・・;)
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sentfrom W-ZERO3
このデジログへのコメント
僕なりに七瀬さんの心の情景が思い描ける気がします
苦悩しながらも、あまりも美しい文章ですね
> ねここねこさん
なんか小難しく抽象的になりすぎた気がします;自分が途中から混乱してたので内容に自信は無いんですけど;心の情景という点においては浅瀬の守と繋がる位にしたかったです;
指で触れただけですぐ消えてしまうけれど
頑なに己を守ろうとする儚い雪の結晶は、すごく綺麗ですよね・・
> couchさん
雪というよりは水晶の群小みたいな感じですね自分的には。ただ、カタチではなく性質が硝子や氷の様に危うく儚いもの・・・といったような・・・;そういう鉱物とかってありませんけど;
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