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苦しんでいる妹との散歩

2009年02月15日 21:52

このところ、免停中の休みを利用して、
裏の畑の整地に続き、
確定申告のための帳簿の整理などしている。
その合間に、こころやからだに苦しみ、障害を抱えている妹と、
さまざまなことに付いていろいろ話し合てもいる。
なかなか妹の感覚に、感じ方になじめないところがあり、
つい批判的なことをいい、彼女を逆に苦しめたりもしている。
家族とはいえ、私とは大きく違う感じ方、考え方をしている妹、
他人を、できるだけ彼女の感じ方に添って理解するということが、
どんなに難しいかをつくづく感じている。
もちろん他人を理解しきることなど出来ない。
どんな私の理解も結局は私の理解であり、
他人の感じていることのありのままの理解ではありえない。
それでもなお、他者との関係をよいものにするためには、
相手の感じていることを出来るだけありのままに理解しようとする努力は大切だ

それGは自分の感じていることを抑圧することになるのはよくないけど。


今日は夕方、散歩に行くのに付き合ってくれという妹と、
裏の山手を走る農道をあるった。
そこで妹は、こんな話をした。

妹が幼いとき、
隣の家によく遊びに行っていたこと、隣の姉さまが-そう呼んでいた
子供が多く忙しかったこともあってか、ある日産土様のお祭りのひに、
妹はそこの小さい女の子を負ぶって遊びに行く約束をした。
しかし家に帰り父や母にそれをいうと、
父母は強くそうするなと言った。
妹はからだが弱かったこともあり父母はそれを心配してのことだった。
妹はその約束と、父母の止めろと言う言葉の間で苦しんだ。
1週間くらい。
祭りの日が来て、隣の姉さまが妹を呼ぶ声がする。
でも妹は行けない。
そのとき妹は近くにいた私たちのおばあさんに、
こういうわけだけど行ってもいい、と聞いた。
おばあさんは、行ってこいよ、と言ってくれたという。
嬉しさに心躍らせながら、妹はねえさまのところに行き、
小さな女の子を背負ってお祭りに行った。
本当に救われた思いだったとか。

この話は妹から何べんも聞く話だ。
それは妹にとってとても大切な話なのだ。
それ以外の多くの機会に、妹は体が弱いなどという理由で、
自分が本当にやりたいことをやれないできたのだと思う。
だから今でも自分が本当に何をしたいのかなかなかつかめず、
毎日苦しんでいる。

そんな話をしながら散歩した。

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