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GATE

2008年11月30日 22:09

今日も一本映画を観てきました。

GAETという作品です。


広島の落とされた原爆火は、その後ある僧侶によって持ち帰られ60年間燃やし続けられていたんですね。原爆投下直後、広島のある寺院を焼いていた火をその僧侶は「こんな忌まわしい惨劇を、もう起こしてはいけない」と、その想いと共に守り続けていたんです。オレはそんな事これっぽっちも知りませんでした。


原爆投下から60年後

「その火を原爆の生まれたアメリカに戻し、そこで負の連鎖を断ち切ろう」

と、立ち上がった僧侶たちの2500キロに及ぶ行脚を綴ったドキュメントがこの作品です。


行脚を行った僧侶の一人は、原爆投下を行ったアメリカに対し憎しみを拭いきれずにいる人でした。ですが僧正の言葉により参加する事になり、行脚の中で知り合った人たちとの関わりによって、次第に表情が柔らかくなっていくのが印象的でした。

もうひとりの僧侶は、末期がんを患っており、主治医にもこの過酷な行脚(距離もさることながら、山や砂漠を越える旅になるため気温は50度を超える)は不可能だとしたが、みんなにはそれを隠しての参加なのでした。

彼らはどこまでも謙虚で、ある町でその行動を知った市長が一泊の宿にホテルスイートを提供したのですが、彼らはありがたく善意を受け取るも床で寝たそうです。



オレは始まって10分もしない内に泣いてしまいました。とても素晴らしい作品でした。


帰りに絵本アクセサリーを購入しました。
この収益の一部は、核兵器解体に使われるそうです。

アクセサリー核兵器解体した放射性汚染のない金属部分を溶かして作ったものだそうです。


GND Fund(核兵器解体基金)http://www.gndfund.org/jp/


機会があったら、みなさんもご覧になってください。

このデジログへのコメント

  • ☆れい☆ 2008年12月01日 02:15

    初めて知る事実でした。
    涙を流して見たいな~と思います^^
    手を合わせ、祈りたいです^^

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