マサイ族のマラソン～

昨日ニュ－スになってちょっとした話題になってるから結構知ってる人いるよね。水不足に悩むマサイ族がその話題を世界に知って貰いたい為に村を代表して公式のマラソンに参加したって話。

　彼らの身体能力ってホントすごいものがある。正式に練習させて教育した場合オリンピックで金なんて夢じゃないんじゃないの？そんな気がしてならない。今回の記録、４２．１９５キロになんと５時間かかって公認記録外になってしまったが－－－。５人だったか６人だったか全員完走したし－－ここまでだったら驚く事じゃないだろう。でもね、ハンデを考えなきゃあ～

　走った時の服装、普段の格好だよ。つまり裸足に盾と槍を持って（ゼッケンは盾につけたってね）走ってたんだから。そんなの一般ランナ－がダンベル両手に持って走るよりも大変。ダンベルならまだ手を前後にスム－ズにふって走る事できるであろう。でも盾だよ。疲れて手の振りを少なくすると路面に接触して邪魔になる。つまりどんなにバテようがある程度手は上の位置でないと走れない。これで４０キロ以上走るんだよ。

　それに－－マラソン初って事はル－ルを知らない。つまり給水していいって事は学んでないし、水不足の地域から来たんだから用意もできない。判るでしょ！何と給水一切なしで脱水症状も起こさないで完走したんだから。～これ、５時間もかかったどうこう云う以前の問題じゃない。一般ランナ－はそこまで忍耐力あるかな。まして手も振れない状況で完走できる？脱水症状起こすか途中歩き出すか－－－ってとこじゃないかな。

（ちなみに給水ポイントの水、これって規制ないんだよ。筋肉増強剤とか明らかに違反してるものは別として－－ポカリでもいいし塩水でもＯＫだし、何とみそ汁やコ－ヒ－ばかりか、ビ－ルや酒でも許されるんだ。だから自分専用のスタミナドリンクや青汁系統の人も存在する。まあ、ほとんどはランナ－のスポンサ－から提供されるってパタ－ンが多いんだけどね）

　誰だったかな。芸能人で黒人がいて視力５．０っていう外国人が日本で活躍してたよね。自然の中で育てた能力ってすごいもんだよね。こんなの考えるとナノテクやスポ－ツ科学理論ばかりで鍛える方法って限界あるのでは～なんて思っちゃうけどね。

　昨日の夜も日課になってる７キロジョギング、ちゃんと走ったけど－－サウナス－ツのおかげで上半身はＴシャツまでびしょびしょだが顔から汗がしたたり落ちるってレベルまで達してない。情けない限り。これじゃあ痩せないかな？ちょっとはマサイ族の忍耐力や境遇見習えってとこか。本日これまで！