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思うこと

2007年11月04日 09:26

昨日『TOKKO 特攻』って映画を観ました。

オレは戦争映画はほとんど見ない。アクションはそこそこ見たりするんだけどね。

戦争映画は、ハッピーエンドだったとしても、その過程で生々しくて心が痛む死のシーンが、観ていて辛くなるから。例えフィクションだとしても、やっぱり胸が苦しくなる。。。

特攻隊に関しては、今までもたくさん映画化されてきたけど、オレは見ないようにしてきました。

でも、この作品に関しては、日系2世アメリカ人の叔父が特攻隊員だったという監督が、インタビューを通して元隊員たちや家族の気持ちや事実を伝えていくというものだったんです。

だから、当然楽しい映画ではないけど、でも知らなければいけない。目を逸らさずに人命の重さと彼らの想いを、感じてこようと思って観てきました。


ヒドイ話でした。。。

多くの特攻隊員たちは、自分が隊員だったということも、その当時のことも自分からは話さないのだと言う事でした。だから家族もそのことを知らない。

言葉にできない、親しい人にも伝えることができない。そのくらい凄惨な状況だったんですね。



映画の前、オレはひと月ぶりに献血してきました。

献血の待合室に、小さな子供(3才位かな)とお母さんがいて

「○○ちゃんは、ママのお腹にいたとき覚えてるの?」

「うん!ママ大好きって思ってたのー☆」

すごく微笑ましくて。


これからはずっと、人を生かす世の中であって欲しい。
それを自分たちで守っていかなければならないのだと、思いました。

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